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#28 「キャンプを極めたい人必見!山キャンプがオススメな理由」

 

今回はキャンプ場のキャンプがメインのビギナーのキャンパーさんやキャンプ経験者の方で更にステップアップしたい方へオススメの内容となっております。

 ※今回の「山キャンプ」は北海道の山を想定しています。

 

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クチャンベツ 沼の原の木道を歩く



 

 

 

こんな悩みありませんか?

   

①  始めたばかりの初心者で自信がない

②  キャンプの時にいつも荷物が多くなる

③  その割に使わない・忘れてる

④  テントの設営等の手際が悪い

⑤  一人でテントを設営したことがない

⑥  野営的なキャンプをしいけど自信がない

⑦     ソロキャンプをしてみたいけど自信がない

⑧     短期間でスキルアップしたい

⑨     オリジナリティを出したい

⑩     アウトドアを通じて人間的に成長したい

 

山キャンプがオススメな理由

 

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白雲避難小屋キャンプ指定地



チェックが多かった方ほど「山キャンプ」がオススメです!

「登山」+「テント泊」=「テン泊登山」や「テン泊縦走」などと呼ぶことが多く「山キャンプ」は、分かりやすく表現したjs0n独自の呼び方ですw

何故、山キャンプをオススメするのか?

それは、究極の条件下の中で「キャンプ」を経験するのではなく「生きる」を経験することがとても重要だと思うからです。

もしかしたら「あなたのアウトドアの価値観」を根本から変えてくれるかもしれません。

その理由をこれから掘り下げて説明していきます。

リスクこそスキルアップの糧

 

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残雪残る忠別避難小屋キャンプ指定地へ向かう



山キャンプではまず自分の足で荷物を運び山に登らなければなりません。体力を消耗しやっとの思いでテン場(キャンプ指定地)に到着しそこからテント設営が始まります。

また下界でのキャンプよりも天候が変化しやすいので雨や強風などの悪天候でのテント設営を強いられます。特に強風時はグランドシートやフライシートなどが回収不可能なくらい飛ばされて一瞬で宿無しになってしまう危険性もあります。

またテン場への到着が遅れると人工的な照明もないのでヘッデン(ヘッドライト)のみでテントを設営しなければならないときもあります。

 

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日の出前に撤収作業をしている様子



このように「体力面」「天候面」「イレギュラーな出来事」など様々なリスクが山キャンプにはあるのです。

だからといって山キャンプを断念し撤退するのにも更に労力と危険が伴います。

「どういう判断が一番安全か?」が常に問われる山では「嫌でも避けられない判断や行動」があります。

こういった悪条件での経験こそがあなたを成長させてくれる糧になるのです。

価値観が変わる

 

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キャンプ指定地方面から見た忠別避難小屋




最近のキャンプ場は、トイレもウォシュレット付きだったり、洗い場も整備されていてシャワールーム・家庭用電源完備などとても快適に過ごすことができますが山ではそんな快適さは全くありません。



テン場にはトイレが設置されているところが多いですが「ぼっとんトイレ」でトイレットペーパーは各自持参し使用後は持ち帰るところが大半です。



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避難小屋のトイレ(天塩岳避難小屋のトイレ)

トイレットペーパーは設置されていない。各自持参・持ち帰り

 

水も自分で持参したものの他は近くの水場(沢の水や雪解け水)を浄水したり煮沸して使用します。

 

スマホも圏外になる場所がほとんどで夜は人工的な明かりがなく真っ暗になるためヘッデンやランタンなどの電池も貴重です。

 

このように「圧倒的不便」な山の中では、普段当たり前だった生き方ができません。

五体満足、水一滴、電気の大切さを改めて感じることができるのです。



本当に必要な物がわかる

山キャンプでは必要な物は自分で担いで運ばなければなりません。

 

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このザックの中に必要なもの全てが詰め込まれている

もちろんビール10本も含む



js0n自身の経験上で言うと

 

「通常のキャンプ=足し算」

あれもこれもとついつい余計なものまで持っていってしまう。

 

「山キャンプ=引き算」

軽量化するため本当に必要なものを最小限まで削ぎ落とす。

 とギア選びの際に全く逆の考え方になるのです。

 

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山キャンプは本当に必要なギヤがわかってくる

 

 

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圧倒的大自然の中、仲間たちとの宴

 

山キャンプの経験で得たマストギアをベースにして通常のキャンプも遊び心やお洒落なギアをつけ足してスマートなキャンプができるようになりました。

 

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酒だけは毎回10本以上持っていくのがマイルール



プレッシャーの中で見える世界

 


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山キャンプでは事前に綿密な計画を立てます。

 

・コースタイム

・休憩ポイント

・危険箇所を把握

・テン場の場所や水場の確認

・万が一の時のビバーク場所やエスケープルート  等など

 

ほとんどが取り越し苦労となりますが毎回これだけは時間をかけてます。

何故なら無計画で行き何かのトラブルがあれば即、命に関わる場所だからです。

そんな厳しい環境に身を置くからこそ見られる絶景や感じられるものがあるのもこの山キャンプの醍醐味です。

「地球は生きている」を肌で感じることができますよ♪

 

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忠別岳方面からのトムラウシ山



下界のキャンプに戻ってみよう

 

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沼の原 大沼キャンプ指定地の特等席にテントを貼るキャンパー



もしもあなたが山キャンプを経験し、下界のキャンプに戻ったなら、気持ち的な余裕があったり、スキル的な成長があったり、価値観自体が変化していたりと何かしらの変化を感じることができるでしょう。

それはきっとあなた自身が成長した証です。

最後に

 

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ご来光をバックに忠別避難小屋キャンプ指定地を後にする



いかがでしたか?

山キャンプとは「過酷な自然の中で生きる」という究極のサバイバルです。

だからこそ得られるものも大きく人間を成長させてくれるものだと個人的に感じています。

本来、アウトドア・キャンプなどはそういったものなのではないでしょうか?

今ブームになっているから便乗するのではなく「本質」を知るとが大切だと思います。

「山キャンプ」皆さんもいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!