free_Json's blog

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#26「肝試し中に経験した恐怖体験」

 

今回は、Js0nが実際に肝試し中に経験した恐怖体験をお話したいと思います。

警告⚠ 

なお、今回お話しする場所については、個人的に非常に危険な場所だと思っています。

その後、この場所を訪れるのはあくまで自然散策目的であり、決して肝試し、冷やかしやふざけ半分で行くことを助長する意図はありません。

神居古潭

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以前アイヌの伝説でお話した「神居古潭」。

交通手段としてこの川を利用していたアイヌの人々だが水難事故が多く、悪い神様がいるとされていた場所だ。

ここは川の水深が深く川底の岩が入り組んでいるので渦を巻くように引き込まれると言われている。

それ故、自殺のスポットとして有名であり、川に架けられているつり橋から飛び込み自殺をする人が後を絶たない、北海道有数の心霊スポットとして知られている。

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免許取り立ての10代も終る頃、男女4人で肝試しに行くことになった。

この辺りには他にも心霊スポットとして有名な場所は数か所あるが多数決で神居古潭に決まった。

誰もいない駐車場に車を停める・・・静かな夏の夜に川の流れる音と虫の声が蒸し暑さを軽減してくれる。

神居古潭にはつり橋を越えると廃駅となった駅舎が残されていて

駅舎の近くには、SLが展示されていてサイクリングロードとしても利用されている。

サイクリングロードの途中には細くて短いトンネルがあるのだが日中でも中は真っ暗で薄気味悪い。

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男性2人、女性2人のありがちな肝試し、案の定、男女でペアになろうと男側から打診する。

内心「4人でいいのに・・・」と思っていたが若干の下心が心の声を止める。

つり橋を一組ずつ渡る。Js0nは後発、ミシミシと音を立てるつり橋が恐怖心を掻き立てる。

自分たちの番になりゆっくりとつり橋を渡る。

このつり橋で命を絶った人が沢山いるんだと考えると自分の意志とは関係なく突然、飛び込んでしまうのではないか?という怖さに駆られた。

「キャー!怖い!」と突然、ペアを組んでいるA子が大きな声をあげ腰が浮くくらいびっくりする。

だが、大抵こういう時は虫が顔の前を飛んだとかそういった類のものだ。

内心、思いっきりゲンコツはったろか?と思うほどイラついていたが、先行組が待つ橋の向こう側へ行くことに集中した。

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つり橋を渡り切り4人になり心強さが増したがそんな時間も束の間、もう一人の男、B男がすぐに別行動になるような計画を立てる。

今のB男は性欲と恐怖心のバランスが完全にバグっている・・・

B男は駅舎をスタート地点としてトンネル出口までというほぼ完全に別行動という暴挙に出た。

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相変わらずの後発で先行するペアの悲鳴に多少の安心感(まだB男に恐怖心が残っていること)を感じながら時間差で後を追う。

駅舎やSLも色々と怖い噂は聞くが実際に来てみるとさほど怖さを感じなかった。

これならA子の根拠のない悲鳴だけを我慢すれば大丈夫そうだ。

最後のポイントであるトンネルの入り口に着いた。

さっきまでギャーギャーうるさかったA子が静かになっている。

その理由をJs0nも理解していた。

さっきまでとは全く違う冷たい空気、明らかにこのトンネルの中から何か異質な雰囲気を感じる。

ただならぬ空気感に先へ進むことを躊躇していた時・・・

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「おいっ!おいっ!どうした!?」

トンネルの奥から先行していたB男の鬼気迫る叫び声が響いた。

ただならぬ叫び声に、もう躊躇している場合ではないとA子の手を引っ張り先行している二人の元へ駆け寄る。

 

 そこにはトンネルの出口付近に物凄い形相で地面を見つめてしゃがみ込むC子がいた。

 

 

f:id:free_Json:20210313155655j:plain「...。●✖▽◆」

 

 

何か小さな声で呟いている・・・

B男がC子の肩を両手で揺らしながら、大きな声で 「しっかりしろって!」と必死に訴える。

 

 

f:id:free_Json:20210313155535j:plain「じ・・✖▲んが◎◆…ってる」

 

 

C子が何を呟いているのか知りたくなってB男を制した。

 

 

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「じめんがまわってる じめんが回ってる 地面が回ってる」

 

 

「地面が回ってる?」何度も同じ言葉を繰り返すC子・・・

その意味は分からなかったが恐怖に耐えられなくなったB男がC子にビンタをお見舞いした。

 

 

 

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 薄っすらと正気を取り戻したC子の手を取り引きずるように走って駐車場まで戻った。

駐車場へ戻るとつり橋の真下の水面からバレーボール位の大きさの白い発光体が非人工的な速度でゆっくりとつり橋まで浮かんで消えた。

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何かを訴えるような発光体にもうここにいてはいけないと急いで車に乗り込んだ。

帰路、C子に自分の異変の事を聞いてみるとやはり、トンネルに異様な雰囲気を感じていたらしくトンネルに入ってからの記憶が全くないそうだ。

それ以来、神居古潭に冷やかしで来ることはなくなった。

 

あのトンネルの中にいたC子の形相は全くの別人だった・・・
あの時、僕たちは一体、誰と一緒にいたのだろうか・・・?