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#3『アイヌ伝インカルシの戦い』

遠軽という街

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(写真)日本の奇岩百景引用 | www.web-gis.jp

 

 遠軽(えんがる)町は旭川市から石北本線北見市へ向かう途中にある湧別川のほとりにある街。

 北海道の地名の多くはアイヌ語で、地名にはその土地の特徴やアイヌの神話などから命名されていることが多い。

 この遠軽町も例外ではなくアイヌ語で「インカルシッぺ」~見晴らしの良い場所~とは遠軽町のシンボル『瞰望岩~がんぼういわ~』からきている。
これがインカルシッペ→インカルシ→エンガル→遠軽になったと言われている。

~インカルシの戦い~

 先の説明でお分かりの通り、インカルシの戦い=遠軽の戦い である。
アイヌ民族といっても北海道内でも地域によって分類され、上川アイヌ・十勝アイヌ・湧別アイヌ...等々、沢山の境界があったが故、当然争いごとも絶えなかった。
 ある日、上川を経由し十勝アイヌが湧別アイヌの元へと侵攻してきました。
好戦的で勢いがあった十勝アイヌに湧別アイヌは劣勢を強いられました。防戦一方の湧別アイヌはやむを得ず最後の砦であった瞰望岩に陣を取り籠城作戦に出ました。
絶対絶命の湧別アイヌでしたがこの籠城作戦が功を奏し、戦いが長引いたため暴雨により湧別川が氾濫し十勝アイヌを飲み込んだという伝説があります。

北海道の地名について

 北海道の地名にはこのようにその土地の特徴やアイヌ民族の当時の生活・信仰などを紐解くヒントが隠されていると感じます。
 北海道の地名の由来が分かれば、より北海道の歴史を理解し楽しめるのではないでしょうか?

次回予告

今回はアイヌの伝説 インカルシの戦い」をテーマにしました。次回はこのインカルシ(遠軽)のシンボルである「瞰望岩」にまつわる「怖い話」をリレーします。

お楽しみに。